top of page

Edited Image 2014-7-25-17:55:46

DSC_0079.JPG

Edited Image 2014-7-25-17:57:41

Edited Image 2014-7-25-17:55:46
1/4

セラミックス関連商品
e.max
現在、セラミックス補轍の中核を担う存在になりつつあります、プレス形成タイプのセラミックスです。支台歯の色の影響は受けるものの、ロートランスやハイトランス等の明度の異なるインゴットもありますので、その利便性はかなり高い素材です。組成としましては、ニケイ酸リチウム結晶からなるガラスインゴットで、曲げ強度は400Mpa程度あり強度にも恵まれています。ファイバーコアや変色のない歯質の支台歯であれば、ノーマルシェードには十分対応できるという印象です。インレー、大臼歯の単冠のクラウンや、大臼歯を含まない3本のブリッヂまで対応しています。

写真のe.maxクラウンはステイニング法で、表面に着色を施し、グラデーションを表現してあります。通常の製作方法となります。右にあります機材は、e.max専用のプレスファーネスの、「イボクラビバデント社のEP5000」です。

ジルコニアオールセラミックス
CADCAMにより製作された、人工ダイヤのフレームの上に陶材をレイアリングして製作するクラウンです。弊社ではレイヤリング陶材にノリタケ社CZRを使用しています。
多色築盛が可能で、明度や彩度の調整が可能な為、キャラクライズの強い患者様の色などにも対応することができます。
近年、ジルコニアのフレームにも光の透過性のあるものも開発されています。メタルコアや変色歯の支台歯の場合、当社では透過性のほとんどない遮蔽性のあるジルコニアにて製作しています。表面の陶材の強度はおよそ100~120Mpaとされています。因みに内部のジルコニアの強度は約1000Mpaとされており、より強靭な組成といえます。


こちらは、ジルコニアオールセラミックスを説明用にハーフカットした模型になります。露出している白い部分がジルコニアフレームです。弊社では症例に応じまして、ノーベル社の「プロセラ」やノリタケ社の「刀」を使い分けて発注しております。
メタルボンドクラウン
陶材焼き付け専用の金属の上に陶材を焼き付けて製作するクラウンです。ジルコニアオールセラミックスと同様、多色築盛が可能で、豊かな色彩表現が可能です。オペークを使用するため、形成量の少ないケースでは色彩が痩せてしまう(オペーキーになる)事があります。当社ではノリタケ社のAAAを使用しております。ジルコニアオールセラミックスと同様、表面の陶材の強度は100~200Mpaとされています。設計の自由度も高く、幅広い症例に対応できます。

こちらがメタルボンドクラウンです。

こちらは、ファーネスの試し焼きの際に遊びで作りました。カリエス付きの大臼歯です・・
オールジルコニアクラウン
こちらは、文字通り全てジルコニアで形成されています。CAD/CAMにてワックスパターンクラウンを読み込み製作します。光の透過性はありますが、セラミックスに比べますと色彩は劣ります。研磨後はパールの様な多光性の光になります。強度に関しましては、1000~1200Mpaととても強く、本来白い補轍物を入れる状況が整わない患者様や、極度のブラキサーの方が、白い補轍を望まれた場合にはとても喜んで頂けます。しかし、その強さから対合歯を痛めてしまう危険があるため、対合歯の状態、対合補轍物の種類などを診断する必要があります。また、バイト調整や、調整後の表面の研磨には細心の注意が必要となります。ザラつきが残りますと、ダイヤモンドのやすり効果が表れてしまうためです。

画像では解りにくいのですが、実物はもっとパールの様な光が強く感じます。弊社ではTRYをレジンキャップに歯冠色ワックスを盛ったもので行って頂き、バイト調整等を行ったうえでCAD/CAMへの発注となります。
bottom of page